姫路の産後ケア完全ガイド|市の助成制度の使い方から、助産師×理学療法士による心と体のケアまで
- 7月19日
- 読了時間: 6分
退院したその日から、赤ちゃんとの生活は待ったなしで始まります。授乳がうまくいかない。赤ちゃんがなぜ泣いているのかわからない。眠れない日が続いてもう限界。それなのに、頼れる人が近くにいない——。
そんなとき、一人で抱え込む必要はありません。姫路市には公的な「産後ケア事業」があり、助成を受けながら助産師の専門的なケアを受けることができます。
この記事では、姫路市の産後ケア制度の使い方、市内の契約施設であるまきの助産院で受けられるケアの内容、そして見落とされがちな「産後の体の回復」を理学療法士がサポートする仕組みまで、まとめて解説します。
姫路市の産後ケア事業とは?

産後ケア事業とは、出産後のお母さんと赤ちゃんが、助産師などの専門職によるケア(授乳相談、育児相談、心身の休息など)を、市の助成を受けて利用できる制度です。
姫路市では次の3つの型があります。
・ 宿泊型:施設に宿泊してケアを受ける
・ 通所型(デイサービス型):日中、施設に通ってケアを受ける
・ 訪問型:助産師が自宅などに来てくれる
対象は、姫路市にお住まいの産後1年以内(お子さんが1歳になる前日まで)のお母さんと赤ちゃんです。
利用料金(市民税課税世帯の場合)
・ 宿泊型:1日5,000円(7日以内)
・ 通所型・訪問型:1時間500円(両方合わせて21時間以内、多胎のご家庭は30時間以内)
市民税非課税世帯・生活保護世帯はさらに減免があり、通所型・訪問型は自己負担なしで利用できます。1時間500円という金額を見て「思ったより手が届く」と感じた方も多いのではないでしょうか。
利用には「事前申請」が必要です
産後ケア事業を利用するには、事前に姫路市への申請が必要です。電子申請または保健センターの窓口で手続きでき、申請から利用券が自宅に届くまで約2週間かかります。産後は手続きどころではなくなることも多いため、妊娠中や産後の早い時期に申請を済ませておくのがおすすめです。
また、姫路市は令和7年4月から兵庫県の産後ケア事業集合契約に参加しており、県内の契約施設で利用券が使えるようになっています。
まきの助産院で受けられる産後ケア

これはプレースホルダの段落です。このテキストを独自のコンテンツに置き換えてください。

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姫路市別所町にあるまきの助産院は、兵庫県産後ケア集合契約施設です。姫路市の利用券を使って、通所型・訪問型の産後ケアを受けることができます。受けられるケアの内容は次のとおりです。
・ 授乳相談・乳房ケア:赤ちゃんが上手に飲めない、おっぱいの痛みやしこり、母乳量の不安、卒乳・断乳の相談など
・ 育児相談:なぜ泣いているのかわからない、寝かしつけが大変、退院したばかりで生活に不安があるなど
・ 心のケア:育児がしんどい、自分を責めてしまう、涙が出てくるなど
・ 休息睡眠ケア(通所型):助産師が赤ちゃんをお預かりし、個室のベッドでゆっくり休めます
通所型は昼食付きで個室をゆったり利用でき、訪問型は自宅や里帰り先まで助産師が来てくれます。「休みに行っていいの?」とためらう方もいますが、お母さんが休息をとることは赤ちゃんのためのケアでもあります。
見落とされがちな「産後の体の回復」
授乳や睡眠の悩みと同じくらい深刻なのに、後回しにされがちなのが産後の体の不調です。妊娠・出産で骨盤まわりの筋肉や靭帯は大きな負担を受けています。
そこに慣れない抱っこや授乳姿勢が加わることで、腰痛、恥骨や尾骨の痛み、尿もれ、肩こり、手首の痛みなどに悩まされるお母さんは少なくありません。
「産後だから仕方ない」と我慢してしまいがちですが、体の痛みは育児のしんどさに直結します。心のケアと同じように、体の回復にも専門家のサポートを取り入れる価値があります。
助産院で理学療法士のケアが受けられます
まきの助産院では、産後ケアのメニューのひとつとして「理学療法士×産後ケア」が用意されています。この枠を担当しているのが、当スタジオOne's Fitの理学療法士・岡澤です。
神戸の総合病院での勤務を経て理学療法士として10年、現在はまきの助産院の産後ケア実施担当者として、また姫路市の妊娠・出産準備講座「はろべびプロジェクト」の講師として、地域の母子支援に関わっています。
内容は大きく2つです。ひとつは「ママの体のケア」。骨盤底筋のエクササイズ指導、腰に負担をかけない体の使い方、姿勢や筋バランスの調整など、産後の体の回復をサポートします。
もうひとつは「0歳児の発達相談」。向き癖、寝返り、ずり這いなど、赤ちゃんの運動発達について専門的な視点で相談できます。助産師のケアと理学療法士のケアを同じ場所で受けられるのは、姫路ではまだ珍しい体制です。
まきの助産院「理学療法士×産後ケア」のご案内 産後ケアのご利用中に、理学療法士による「ママの体のケア」「0歳児の発達相談」をオプションで追加できます(産後ケア2時間枠から利用可能:オプション料金2,500円)。 毎週木曜日・金曜日には、理学療法士の1時間専用枠もあります(産後ケア1時間+実費3,500円)。 ご予約・お問い合わせ:まきの助産院 090-8143-3735(お電話にて) 詳細:当スタジオの「産後ケア×理学療法士」ページ(https://www.onesfit.studio/mamakea) |
なぜ「理学療法士」の産後ケアなのか
産後の骨盤ケアというと整体やマッサージを思い浮かべる方が多いかもしれません。理学療法士のケアには、次のような特徴があります。
・ 理学療法士は、体の構造と動作の専門家としての国家資格保持者です
・ 施術しながら動きを分析し、痛みの原因を特定できます。「気持ちよかったけれど原因はわからないまま」になりません
・ 緩める・整えるだけで終わらず、出産で弱った筋力を取り戻すトレーニングまで一貫してサポートします
・ 赤ちゃんの運動発達についても専門的な視点でアドバイスできます
当スタジオでは、まきの助産院での産後ケア枠に加えて、スタジオでの産後向けパーソナルトレーニング(骨盤・姿勢・体力の回復)も行っています。助産院でのケアをきっかけに、体を本格的に戻していきたい方はぜひご相談ください。
まとめ:産後ケアは「がんばった人へのごほうび」ではなく「必要なケア」です
姫路市の助成を使えば、産後ケアは1時間500円から利用できます。授乳や心の悩みは助産師に、体の痛みや回復は理学療法士に。それぞれの専門家に頼ることは、甘えではなく、赤ちゃんと元気に向き合うための準備です。まずは姫路市への事前申請から始めてみてください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。産後に強い痛み、発熱、気分の落ち込みが続くなどの症状がある場合は、かかりつけの産婦人科医や医療機関にご相談ください。
※産後ケア事業の対象条件・料金・申請方法は変更される場合があります。最新の情報は姫路市の公式サイトおよび各施設にご確認ください。



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